炊き合わせと八寸に使える/タコの柔らか煮
茶懐石で炊き合わせとは煮物を指します。
通常3種作り、盛り合わせます。
八寸とは懐石のコースが一段落したところでお酒を更にすすめるためにお出しするもの。
八寸皿に海のものと山のもの、通常2種盛り合わせます。
夏のメニューですが今回はタコの足が手に入ったので、柔らか煮を作ってみます。
材料
・水 3カップ
・サイダー 1カップ
・酒 1カップ
・しょうがスライス 5切れ
(後から)
・濃口醤油 大さじ1
・砂糖 大さじ1
懐石料理を作ってみよう/タコの柔らか煮レシピ
1.活タコは足を塩で揉んでお掃除をして水洗いし、ラップに包んで一旦冷凍、凍ったら取り出して解凍します。
解凍したところ
2.水、サイダー、酒、生姜を入れて40分から50分中火で煮て柔らかくなったら砂糖と濃口醤油を加えて更に20分弱火で煮ます。
3.好みで振りゆずを致します。
以上でございます。
まとめ
ポイント
・タコを冷凍する
・サイダーを使う
・臭みを消すため酒と生姜を用いる
・移動させる際は箸で持たない
通常タコの煮物は柔らかくするため組織を壊すのに綿棒で叩いたりしますが、
それをやると労力がかかるので、時間がある場合は冷凍することをお勧め致します。
サイダーは無い場合は炭酸水でもOKですがその際は砂糖大さじ2を投入してください。
出来上がりのタコは箸で持たないでください。崩れてしまいますので。
タコの柔らか煮は料亭のお料理ですよね。ちなみに今回は一晩経ってからいただきましたが、時間が経っても美味しかったです。
簡単なのでぜひお試しくださいませ。